BBT(ビジネス・ブレーク・スルー)大学から、オオツ・インターナショナル代表・大津広一が講師を務める、オンライン講座「マネージャーのための戦略的財務会計」をリリースしました。本講座は、全7回約9時間のオンラインプログラムを通して、財務会計分野を学んでいただく内容です。
マネージャーにとっての会計は、会計力と戦略思考力を往復できること
あらゆる事業部門におけるマネージャーにとって必要な財務会計とは、細かな会計のルールや勘定科目を知っていることではありません。
企業が置かれた経営環境や、そこで選択した経営戦略によって、会計数値がどのように形成されていくのかを明確に理解していることです。このスキルこそ、マネージャーにとって不可欠となる、事業推進力やビジネスモデル(=収益モデル)の構築力へと発展していくものです。
そこで、本講座では財務3表(損益計算書 ⇒ 貸借対照表 ⇒ キャッシュフロー計算書)の流れに沿って解説を進めながら、すべて実在する企業の財務諸表を用いて、戦略思考の視点に立って、決算書を読んでいくためのスキルをお伝えしていきます。
バリューチェーンなど、ビジネスのフレームワークを用いた解説によって、財務諸表がいかに企業経営の根幹である戦略を表したものであるかを体感することが可能です。
このため、本講座は、経営企画、財務、経理部門に所属する方はもちろん、営業・マーケティング、製造、研究開発、人事・法務・総務といったスタッフ部門など、企業内のあらゆる部門のマネージャー、およびマネージャー候補の方々にとって、戦略と密接した会計を活用する有益な機会を提供できる内容となっています。
講座内容紹介動画
実践的内容を全7回で構成
プログラムは以下の流れで進んでいきます。途中に履修事項の確認のための簡単な演習問題も用意されていて、ご自身の理解度を確認しながら進めることが可能です。
- イントロダクション
- 損益計算書の構造とケーススタディ
- バリューチェーンで読み解く、損益計算書
- 貸借対照表の構造とケーススタディ
- ROAマップで読み解く、貸借対照表
- CF計算書の構造とケーススタディ 〜攻め、堅実、不調の3パターンのCF計算書
- 会計力と戦略思考力 3つの決算書を同時に読む
23の実在する企業のケーススタディ
本講座では、23の実在する企業がケーススタディとして登場します。
資生堂、武田薬品工業、沢井製薬、ファーストリテイリング、しまむら、花王、ライオン、日本電信電話(NTT)、セブン&アイ・ホールディングス、イオンリテール、イオンモール、三越伊勢丹ホールディングス、H&M、エービーシー・マート、ニトリホールディングス、ジェイアイエヌ、森永製菓、わらべや日洋、ソフトバンク、キヤノン、シャープ、トヨタ自動車、オリエンタルランド
財務諸表の学びの各ポイントを理解するうえで、もっとも判りやすい企業をケーススタディとしてそれぞれ採用していますので、学習効果も促進されることでしょう。
本オンライン講座を活用した研修の例
本講座は、個人で学ぶだけでなく、企業研修プログラムの一環としてご活用いただけます。
本講座の概要
学習目的 | 事業責任者(マネージャー)に求められる「戦略的思考力」と「会計力」を体得する。 |
受講期間 | 3か月 |
映像時間 | 約9時間 |
演習 | 演習数13題 |
受講料 | 30,000円/名(税別) |
講師の大津広一は、数多くの企業内研修や、早稲田大学、多摩大学の2つの大学院ビジネススクール客員教授として、LIVEでの指導経験を豊富に保有しております。
本オンライン講座でも、そうしたLIVEの指導機会と同様にして、原稿の棒読みは一切なく、スタジオでLIVE収録されたものです。オンラインの講座ではありますが、数多くの実在する企業をケーススタディとして採用することも含め、全9時間、受講者は最後まで飽きることなく集中して新たな学びを獲得することとなるでしょう。
本講座に関するご質問等は、下記より、お気軽にお問い合わせください。