「会計プロフェッショナルの英単語100」が累計1万冊突破


2013年9月にダイヤモンド社より出版した「会計プロフェッショナルの英単語100」。

お陰さまで2015年3月に3回目の重刷となり、累計1万冊を超えました。ご購読いただいた読者の皆さま、ありがとうございました。

会計プロフェッショナルの英単語100

 英文会計など、英語関連の会計本となると、大部分は米国公認会計士やBATICなど資格試験のための参考書か、莫大な数の勘定科目が並んでいる辞書が大部分です。

ビジネスのグローバル化が進展し、グローバルの共通基礎言語である英語と会計でありながら、一般のビジネスパーソンがこの2つをビジネスの現場で活用するための書籍がまったく存在していない。そんなことに危機意識を感じたのが、本書籍の出版に至った経緯です。

経営分析の数多くの書籍を執筆してきた大津広一に加えて、帰国子女で英語に堪能であり会計関連の仕事も経験されてきた我妻ゆみさん、できるだけ楽しく本書を活用してもらうための豊富なイラストを制作いただいた我妻志保さん、そしてベストセラーを頻発されるダイヤモンド社編集ご担当による充実した索引構成など、手前味噌ですがベストなチームによって仕上がった一冊と自負しております。

 

本書の構成について、ここに記しましょう。

みっちりと読み込むのも良いですし、辞書代わりとして、机の上に置いておいていただけるのも、著者としてはとても大きな喜びです。

  • 会計は得意だが、英語は苦手という方。
  • 英語は得意だが、会計は苦手という方。
  • 英語も会計も苦手という方。
  • 経理・財務分野の方、米国公認会計士や海外MBAを目指す方、経理・財務分野以外の方、経営者の方、海外に駐在されている方・・・etc。

それらすべての方々に、有益なコンテンツや切り口を見出していただけると思います。

ぜひお手に取ってご覧ください!

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合計100の会計単語を、各2ページずつで解説

■Level

Level 1~Level 3にカテゴリーしています。Level 3(計47語)は、財務諸表やビジネス会話においての頻出度合いのもっとも多い単語です。会計の初学者の方で、まずは優先順位の高い単語から押さえたいという方は、Level 3から読み進めることをお勧めします。

Level 2(計39語)はLevel 3ほどの最頻出単語ではありませんが、財務諸表やビジネス会話で言及されることの多い単語です。Level 3と合わせ、level 2を押さえておけば、日常的に触れる会計用語はほぼカバーできます。

Level 1(計14語)は、頻出度合いがそれほど多くない用語です。初学者にとっては優先順位を下げてもらって構いません。

ただし、Level 1までカバーしていれば、ある程度踏み込んだ会計の議論であっても、英語で十分こなすことができます。ぜひチャレンジしてみてください。

 

■勘定科目(英語、日本語)

単語の英語表記は、財務諸表上の表現、日常の会話、およびインターネット検索結果などを総合的に勘案して設定しました。

同じ勘定科目であっても、英語も日本語も複数の呼び方が存在していることがよくあります。他の言い回しについては、可能な限り「What is it?」や「関連用語」の中でも紹介しています。同じ勘定科目であっても、さまざまな表現で言い表せる、「会計プロフェッショナル」を目指してください。

 

■発音記号

私たちは、できるかぎり正確に会計用語を発音することが大切なことだと考えています。それに、誰だって少しでもきれいな発音で英語を話したいという思いはあるでしょう。発音記号とアクセントを全100語について併記していますので、各単語の参照時にご活用ください。発音記号は、Jones式発音記号を採用しています。

 

■イラスト

100単語すべてにイラストが掲載されています。「日本人ビジネスパーソンに、英語と会計を楽しく学んで欲しい」という本著の目的を実現するうえで、イラストの力は大きなものであると、著者として強く実感しています。読者には会計用語という一見小難しい世界をイラストがどう表現しようとしているかにも注意を払い、楽しみながら読み進めていって欲しいと思います。

 

■What is it?

「それって何なの?」というタイトルの通り、会計用語としての意味合いに始まり、経営分析を行う上での切り口や、会計基準(日本、米国、IFRS)の違いなどについて、必要に応じて言及しています。

「英語や日本語というより、まずは純粋に会計用語の学習をしたい」、という方にとっても、会計用語の学習を図ることができる内容としてあります。

日本の会計基準を基にした解説を原則としていますが、必要に応じて米国会計基準、国際会計基準についても、言及しています。また、米国基準とIFRSを同時に言及する場合には、「海外の会計基準」という表現を用いています。

 

■関連用語

100単語の別の表現方法に始まり、動詞や名詞としての活用法、英語独特の言い回しなど、読者の知識や興味をさらに広げることのできる内容を記述しています。

会計に関連する言葉は、日常会話でも意外と使えるものが多いのです。それでいて、少し洗練された印象を与えることも可能です。たとえば、英語で「結論」のことを、Bottom lineと言いますが、これは会計の世界から生じたことばです。日々の生活に、関連用語も大いに活用してみてください。

 

■他の単語と組み合わせると

100単語やその関連する用語を用いた例文を多数紹介しています。あまり格式ばったものではなく、できるだけ日常会話でも使われるような表現に重きを置いて記述しています。

各単語には3個~5個の例文があり、紹介する単語やイディオムの数は、1000個超に及んでいます。

これらの訳はすべて、ネイティブの使い方により近い意味合いのものにしているので、すでにご存じの単語にも新しい発見があるかもしれません。

会計プロフェッショナルを目指し、各例文を反復練習しながら、ご自身の言い回しへと昇華していってください。

 

■世界の一流企業はこう語る

会計用語って、財務部長とか経理部長といった専門家だけの世界ではないの?」

そんな錯覚を持つ経営者も意外に多いものです。ところが、ステークホルダーとのコミュニケーションを図る企業のアニュアルレポート上では、会計用語を用いて経営者自らが自社の経営方針を語っています。

賢者の生の声から学ぶことによって、読者も会計用語を駆使して自社や自部門のビジョンを高らかに、そして具体的に語ってほしい。そんな思いから、2ページの締めは、「世界の一流企業はこう語る」としています。

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著者

大津 広一

株式会社オオツ・インターナショナル代表
米国公認会計士、経営コンサルタント

早稲田大学大学院ビジネススクール客員教授
多摩大学大学院ビジネススクール客員教授
慶應義塾大学理工学部管理工学科非常勤講師