私の英語勉強法②-発音編


どうせ英語を話すのなら、きれいな発音で話したい。これは誰もが望むところでしょう。わたしももちろんその一人でした。子供のころからNative speakersの英語に触れる機会が多ければ、自然と耳が慣れていたかもしれませんが、あいにく私はその対象外。

発音は理屈から入るタイプとなっていました。

 

きれいな英語で話すための私のおすすめのポイントは、ズバリ2つ。

 

アクセントフォニックスです!

 

【1】アクセント(Accent)

 

音をきれいに発音するためのノウハウはいろいろな教授法があるかと思いますが、意外と軽視されているのでは?と思うのがアクセントの大切さです。たとえば、

 

Equity

 

これ、日本語だと、「え く い てぃー」 と、抑揚もなく4つの文字をつなげて最後は伸ばす、といった感じです。

 

英語はどうでしょう?

 

Equity

 

現代は本当に便利ですね~。「equity 翻訳」とgoogleで検索すれば、すぐに発音の確認ができます。

 

equityは、「えっ」と一瞬はねる感じの後、「くぅぃてぃー」と続く雰囲気です。

 

本当はこうやって発音をひらがなで記述すること自体が、英語学習上はNGなのですが・・。

 

さて、アクセントは言うまでもなく、最初の「E」にあります。日本語では弱いながらも最後の「てぃー」にあるのとは、雲泥の差です。

 

英語は「単語量である」と私は信じ、学生時代の時間の豊富さを活用して、とにかく目にする単語はすべて覚えようと、単語帳を作っていきました。

 

その際、必ず横に発音記号とアクセントの位置を記しておいたのです。その時は強く意識していなかったのですが、結果として、私のような純ドメスティックな人間でも、「帰国子女なんですか?」と時折勘違いしていただけるような発音にたどり着いたのではないかと考えています。

 

日本語と違って英語は非常に抑揚のはっきりした言語。だからこそ、単語帳を見ながら英単語を覚えるときには、必ずアクセントを意識して一石二鳥で覚えていくことが非常に効果的です。

 

学生の諸君、単語帳には必ずアクセントも記すように!

ちなみに、Accentのアクセントも最初のAにアクセントありますよ。

 

 

【2】フォニックス(Phonics)

 

Accentのアクセントが最初のAにあることはクリアできていても、そのAを[a]と発音してしまっては、やっぱり響きは良くありません。

 

最初のAの発音は、発音記号で言うところの[ӕ]です。

どんな言語でもそうなのでしょうが、結局は1つ1つの音をすべてきれいに出すことができれば、後はそのつなぎ合わせに過ぎないのですね。

実は私、韓国語もある程度勉強した時期がありましたが、韓国語にも同じ感想を持ちました。

 

そしてその1つ1つの音をしっかり発音できるための訓練が、フォニックスなのです。

 

当時はそれをフォニックスと呼ぶことすら知らなかったのですが、とにかく1つ1つの音をきれいに発音したいという願望は強く持っていました。

 

フォニックスとは、英語のアルファベット1つ1つが発する音を反復練習によって正確に獲得することで、すべての単語はそれら音のつなぎ合わせによってきれいに発音することができるようになるアプローチです。

YouTubeで「フォニックス」と検索すると、様々な講師の実演があります。
ぜひ参照してみてください。

 

何度もテープを聞き直したり、Nativeの友達に話してもらったりして、なんとかこの発音を自分の口から出したい・・、と訓練したものです。

 

音は、歯、上唇、下唇、舌、上顎、下顎のすべてを絶妙な位置に配置しながら、音を出す位置(手前の軽い音か、のどの奥の方から出すのか等)を丁寧に意識して出す、といったのが私の持つ感覚です。

 

耳で聞いた感覚と、自分で口の中を動かしながら、どれがもっとも近い音なのかを思考錯誤しながらたどり着いた、という実感です。

まさに、感覚と理屈の組み合わせといったところでしょうか^^ 

 

最初はとてもぎこちないものですが、慣れていくと自然と口の中のすべての機能がそれぞれの配置に動いて、スムーズに出てくる気がします。フォニックスを身につけるには、最初はとってもゆっくりでいいのです。1つ1つの音を正確に出すことが、早く話すことより何倍も大切です。

 

1つ1つの音が発音できるようになってくると、それをつなげながら少しずつスピードアップしていく。でもどんなに速くても、決して1つの音もその流れから落とさないこと。それがきれいに聞かせるコツだと思います。

 

「アナと雪の女王」の主題歌を「レリゴー」とか決して言ってはいけません。「レットゥ、イットゥ、ゴゥ」と1つ1つの音を丁寧にクリアに発音すべきです。そして少しずつ少しずつそのスピードを速めていくことで3つの音がつながっていきます。それでも「t」の音が「リ」になることは絶対にないのです。フォニックスを身につけたならば、「レリゴー」という表現に嫌悪感を覚えることでしょう。

 

いろいろな方の英語を聞いてきて、発音は正直訓練だけでは成し遂げられない部分だと思います。持って生まれたセンスも必要です。ただし、アクセントの位置を押さえることは努力でできますので、これはぜひ実行していきましょう。

 

過度に神経質になる必要はないのでしょうが、1つ1つの音をきれいに発音したい、という願望は、持ち続けることは大切ですね。願望なきところに進歩は無し。

 

私は次の単語が完璧に発音できれば、フォニックスは卒業と言っても良いのでは? と思っています。

 

Derivatives (デリバティブ)

 

日本人が不得意な、rとvが並んでいます。最初の「e」を「え」とか、途中の「i」を「い」とか、日本語的に発音するようでも、まだまだフォニックスのマスターには長い道のりがありそうです(笑)。

 


 

シリーズ全編はこちら

私の英語勉強法①-きっかけ編

私の英語勉強法②-発音編

私の英語勉強法③-文法編

私の英語勉強法④-会話編

私の英語勉強法⑤-読書編

私の英語勉強法⑥-ヒアリング編

 


著者

大津 広一

株式会社オオツ・インターナショナル代表
米国公認会計士、経営コンサルタント

早稲田大学大学院ビジネススクール客員教授
多摩大学大学院ビジネススクール客員教授
慶應義塾大学理工学部管理工学科非常勤講師